知らなかった歯と歯医者の常識

間違い・誤解を正せば、歯の健康が見えてくる

「しみてきたら早めに歯医者さんへ」は大間違いだと言いました。そのこと以外にも歯と歯医者さんへの大きな誤解があります。あなたはこれらのことをご存知ですか?知っていたら歯医者さんとのつきあいが大きく変わると思います。
参考書籍『歯科受診の常識〜歯科に行くまえに読む本』飯塚哲夫著(愛育社)

 

歯は老化で抜けるもの → いいえ、歯が抜けるのは老化のせいではありません

年をとったら誰でも歯が抜けてくる。あなたはそう思っていませんか。周りのお年寄りは入れ歯の人も多いし、頭髪が白くなり、身体能力が衰えてくるように歯も老化によって抜けるものだと。

 

それは大きな間違いなのです。多くの欧米人が80歳になっても20本の歯を維持している、ということからも分かるように、年をとったから歯が抜けるのではないというのです。

 

では、なぜ歯が抜けるのか。

 

それは虫歯や歯周病などにかかってしまうから。一度虫歯になり治療を施した歯はもってもせいぜい15年ほど。健康な歯とは異なり、いずれ抜けるものだというのです。

 

虫歯は早めに治しましょう → いいえ、虫歯は二度と治りません

虫歯は不治の病なのです。しみて痛いような虫歯に一度かかってしまったら後は削りとるしかない。つまり治らないということらしいのです。

 

もちろん、削ることで痛みがとれ、おいしくものが食べれて良いことなのですが、それは治癒した結果ではないと。悪い患部を切って捨てたので痛みを感じないだけで治ったとは言えないのだと言うのです。

 

歯周病は早めに治しましょう → いいえ、歯周病は治りません

歯周病も同じです。歯周病治療ってもちろん言いますけど、治すことはできないといいます。それは糖尿病や高血圧症と同じで治すことはできず、病状が進行しない、安定することを目指す処置でしかないというのです。

 


 

いかがですか。あなたの歯と歯医者さんに対する常識は間違っていませんでしたか?

 

ちょっとショッキングな書き方をしていますが、ご安心ください。逆説的で矛盾した言い方に聞こえますが、それでも正しい歯科医療によって「虫歯は治る」「歯周病は治る」とも言うのです。その詳しい説明は上記の著書に譲るとして、なぜこのようなことを紹介したのか。

 

それはこの三つの間違った常識が正しく理解されると、歯科医との付き合い方が変わってくるからなのです。

 

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